2014年1月12日日曜日

上早川 湯川内 『さいの神』の火祭り! 本番(^^)

新潟県糸魚川市
上早川地区 湯川内集落では
今日1/12日曜日に『さいの神』の火祭りが行われました。
※全国的には、「どんと焼き」「左義長」などと呼ばれるところが多いようです。
※また1/15(小正月)に行われるものですが、近年は人が集まりやすいようにということもあり、近くの休日に行う地域が多くなっています。

19時、雪が降る中、人が集まり始めます。
会場に近づくと、まず目にとまるのは、キャンドルロードです。

19時すぎ、会場では火の準備がされています。
湯川内のさいの神の火祭は、ただ火を付けるだけではなく、
火をつける人々と、火を付けさすまいと防ぐ人々の攻防が繰り広げられます。
昔は、防ぐ側に地域の子供たちが担い、朝から雪の壕を作ったりして、本格的に準備をし、
本番の夜では、激しい攻防を大人たちと繰り広げ、
時には夜の11時になっても火がつかない、という年もあったそうです。

子供たちは、次の日の学校には、顔や手に焼けどをして行ったといいますから、
かなり激しいお祭りであったことが想像できます。

今では、子供たちも少なくなり、防ぎ手は消防団の方々、攻め手は地域の大人と子供、
以前の激しさはないとはいえ、そう簡単には火を付けさせてくれない、相応の攻防が繰り広げられます。
※今年は私も攻め手をしてみましたが、大きな藁束に火を付けて、振り回しながら攻めていく中で、顔に火がかかったりして、軽い焼けどをしてしまいました(-_-;)
走って攻めたのですが、雪に足がとられてひっくり返るわ、さんざんでした…

20時頃にようやく火が付き、あとは一気に燃え上がって、歓声がわきます。
見事な燃え上がり方でした。
手を合わせ、祈る方が何人もいらっしゃいました。

今年も良い年でありますように。

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