2013年6月17日月曜日

地域の農業を考える集い

2013/06/17 月
19:30より上早川公民館で「地域の農業を考える集い」が開催されました。

行政や農業関係機関と地域の農業関係者、興味のある方が集まって、
地域の農業の問題、将来を語りある会とのこと。

13地区で行うそうで、上早川はその1回目(1地区目)でした。

糸魚川市農業経営支援センターが中心(?)や県振興局、JA、共済、市役所、その他の機関の代表がコの字に前に座り、その前に地域の参加者が座りました。
主催者側が12名ほど、上早川からの参加者は、25名ほどだったと思います。

19:45-20:15くらいまでが意見交換会、その後県振興局などが補助金関係の説明をする、という感じでした。20:45までを予定していて、私は20:40に家族を迎えに行く用事があり退席。

意見交換会では、湯川内集落土塩集落の方が3名ずつ発言した程度で時間切れ。
主な内容は、
・いくらがんばって米を作っても、もうからない。これでは将来は語れない。
 →米は安い、機械は高い、農薬も高い、どうもできない
・今のままでは農業を続けられないが、かといって他の働き先もない。
・インフラ整備(用水など)の行政からの援助がなければ、続けられない。

主催者側からの回答、反応は、
「皆さんのおっしゃることはもっともです。帰って上部に伝えます。」
「助成金、補助金については、すでに今の時点で予算をオーバーしているくらいで、厳しいのです。」
といったパターンでした。

地域の要望を吸い上げて、夢のある、明るい将来像を語り合い共有したいという趣旨のようでしたが、難しいですね。

地域からの参加者の中には、常日頃、非常に問題意識をもち、真剣に上早川の将来を考えている方々が多かったと思います。私の知っているかぎりでも、いつも本当に考え、お話されている方も、この集いでは一言も発言しなかったところをみても、このような集まりの難しさを感じました。


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